
ヨガ哲学/神話の世界
バガバァットギーター 2章22節
更新日:1月12日
श्रीमद्भगवद्गीता

クリシュナは、【人が古くなった服を脱ぎ捨てて、他の新しい服を着るように、内在者(プルシャ/アートマン/魂)は古くなった身体を捨てて。他の新しい身体を得る】ととてもわかりやすい比喩を用いて、輪廻を軸にした、魂と身体の関係について教述しています。
私たちは場面にあった服をきます。家にいる時はルームウエアを、運動するときは動きやすい服を、結婚式の時にはきちんとした服装、冬には冬服、夏には夏服を着たり。
それに古くなったり、必要無くなったりしたら、新しい服に着替えたりします。
私たちの魂もこれらと一緒。
輪廻の考えを主体として、魂は古くなった身体や、もう必要が無いとなったら、身体を抜けて新しい身体、すなわち次に必要とする身体に入るとされています。
今世での私たちの身体は、私たちの魂が選んだ身体と言われています。私たちの魂の進化の度合いや今世での課題に合わせて、魂の進化向上に最も適切な身体を選んでいるのです。
これ以上魂が進化向上しないと判断すれば、その身体を捨て去ります。この判断はその人の「魂」だけ。
今私たちが生きているということは、まだこの身体で魂の進化向上のためにやるべきことがたくさんあるということです。
この「魂の進化向上」とは、「潜在意識の浄化」のこと。
伝統的で本来のヨガというものは、潜在意識の浄化のためヨガをし、輪廻転生から解放ほうされ、本当の自由と幸せを得るためです。
ただ、これは伝統的なヨガの話。そう簡単に悟りを開くことはできないですし、ブログを書いている私は、社会生活をしていて三昧の領域に達したことはないですし、魂の存在もしっかりと観知したことはありません。笑
なのでまずはヨガ哲学を難しく考えずに、こんな世界もあるんだな♪これは人生に活かせそうな哲学!という感じでフラットにヨガ哲学を楽しんでいただけたら幸いです☆
現代のヨガではさまざまな視点からのアプローチがあり、それぞれ効果絶大です。運動不足解消、筋力アップ、柔軟性アップ、心の健康、などなど。ご自身にあったヨガを見つけて、ヨガを楽しみましょう♪