
ヨガ哲学/神話の世界
インド神話 〜ガルダ〜

ガルダは500年の時を得て、卵から生まれました。
炎のように光輝き、神々を震え上がらせたという説と、
インド聖典のリグヴェーダにでてくる7大仙人の1人とされている聖者(リシ)、カシュヤパとその妻との間に生まれた。という2つの説があります📚
ガルダはヴィシュヌのヴァーハナ(乗り物)です。ヴァーハナになった神話を見てみましょう!
母とのある約束を守るため、ガルダは神々の世界に向かい、ヴァーユなどの神々を倒し、アムリタの周りにあるチャクラムや見ると灰になる大蛇などの罠もすり抜け、アムリタを奪い去った。
ガルダが飛んでいると、最高神のヴィシュヌに会った。
ヴィシュヌはガルダの勇気と力に感動し、ガルダの願いである不死を与え、ガルダはヴィシュヌのヴァーハナ(乗り物)になった。
※アムリタとは、インド神話における神々のお酒/ 不老不死のお酒のこと
というお話があります。
そしてインドラとの神話もありますのでみてみましょう!
神々の王であるインドラが最強の武器ヴァジュラを使ってガルダに襲いかかりました。
インドラは雷神でもあり、ヴァジュラは雷を操る武器で、非常に硬い金属で出来ているます。
しかし、ガルダはインドラの100倍強くなるように願いを込められて生まれてきたので、ガルダの圧勝でした。インドラはガルダと友情の誓いを交わし、ガルダには不死の身体を与えた。
という神話です。
ガルーダアーサナはこのガルダがモデルになっています。
この神話でのガルダのように黄金に輝く不死鳥のように、力強くアーサナをとってみよう!